外来や訪問診療で
腹膜透析の管理が可能です。
透析医療体制
腹膜透析認定指導看護師10名以上在籍
当院の特徴
当クリニックへの外来、または訪問診療にて在宅で腹膜透析が可能
在宅透析のメリット
- ①患者さんご自身の生活リズムに合わせた透析スケジュールが立てられる。
- ②施設透析と比べ、時間をかけて緩徐に透析を行うため心臓や血管系への負担が減る。
- ③透析の評価をする診察は月に1~2回なので、通院の負担が減り家族と接する時間が確保でき、社会復帰がしやすくなる。
腹膜透析とは
腹膜透析とはお腹の中に透析液を注入し、
一定時間貯めた後に外に出すことで血液を浄化する治療です。
お腹の中(腹腔)は腹膜という膜で覆われた腔になっており、その中に透析液を注入し一定時間貯めておく事で、腹膜に多く存在している毛細血管から老廃物や余分な水分、ミネラルが透析液の方に集まります。そして一定時間(4~5時間)貯留したあと透析液を排出し、新たな透析液に交換する“バッグ交換”を腎機能に応じ1日2~4回行います。バッグ交換にかかる時間は20~30分程度で、毎日この交換を行う事で血液を浄化します。バッグの交換は患者さんご自身またはご家族が行いますが、介護度に応じて訪問看護師がサポート致します。またバッグ交換を行う時間はその方の仕事や習い事、デイサービスなどライフスタイルに応じてあらかじめ設定する事が出来ます。

血液透析施設の特徴としては、外来無料送迎、在宅扱いの介護施設併設、リハビリ施設併設の3つがあります。そのため、週3回の通院が困難になった方や、基幹病院退院後、自宅での生活が難しくリハビリが必要な血液透析患者様の受け入れ先になれればと思っております。在宅扱いの介護施設であるため、期限なく入所できる点もメリットとして挙げられます。そして、このような血液透析施設を構えた上で、保存期の慢性腎臓病、血液透析の方、腹膜透析の方を含めた腎臓のトータルケアを目指しています。